🗓 2023年12月25日

安倍派事務総長経験者で事情徴収の候補に下村博文の名前が欠如している。5年の時効すれすれといえるかもしれないが、検察に安倍派の内情を通報しているのではないかとも予想されている。次回の選挙に出馬する意向もなく、捨て身の安倍派の内情暴露をしているのではないかと勘繰られている。 

 安倍派は5人組体制となったが、そのうちの誰一人として下村についていかなかった。5人の内1人2人くらいも同情する者がいなかった。一致団結して下村外しを行なった。5人組は森喜朗のコントルーール下にあったからか。安倍晋三が逝去し派閥会長が空席になったときに2000万持って「清話会の会長にしてくれ」と森元会長の所へ行ったらしい。これは金額の事は言わなかったが北國新聞に森喜朗が漏らした。下村はオリンピックの時の国立競技場建設時の文部大臣で森喜朗の意向に従わなかった因縁があるらしい。高級老人ホームに逃げ込んだ森喜朗は司直の手から逃れることができるか。まさに「晩節を汚す」とは蚤の心臓・サメの脳みそと言われた彼のためにある言葉だった。

 二階派の大臣が二人残ったが、これは通常国会の餌食になるだろう。多額のキックバックを受けていたら派閥を離脱したと言っても通用しない。

 特に自見大臣は記者会見を見ていても国会での厳しい追及に耐えられるとは思えない。検察は絵図を書きながら捜査しているのだろうが、全国紙のなかで朝日新聞へのリークが多いことなどいろいろ疑問点も出ている。また、国会議員の逮捕という結末がなければ国民が納得しないだろう。過去には4000万以上の政治資金法不記載の違反があり、罰金100万、3年間公民権停止の処分を食らった議員がいる。検察の手法として一罰百戒という手法を使うことがあるが、安倍派議員の首1つだけで済むのだろうか。

(文責:岩澤信千代)