🗓 2024年01月03日
青山学院大学が完璧の走りで総合優勝を果たした。原監督が監督に就任したときは、部員が平気で門限を破り、練習時間にも定刻に集まらなかった。規則正しく行動することをまず教えたという。駅伝は難しい。走る10人を選ぶのも難しいし、10区のうち一人が失速すればもうおしまいだ。究極のチームワークが必要だ。箱根路を走らなかった青学の主将が胴上げされた。城西大学が創部始まって以来の3位も感動を与えた。箱根を走るには高いハードルがある。予選会なしで出場できるのは10校のみである。だから優勝のみでなく10位以内に入るためのシード校争いが熾烈になる。
とりあえず、早稲田が7位でシード校を確定させたことはうれしい。内心、桜色ピンクの襷日大の復活も期待していた。アメフト部の不祥事でどん底にある日大に元気になってもらいたいからだ。残念ながら箱根駅伝に慶應の名前は出てこない。しかし甲子園優勝校である慶應高校から大挙入学者が入るだろう6大学野球は黄金時代を築くのだろう。
ラグビー大学決勝戦は明治対帝京になったがおそらく帝京が勝つ。でもライバルの明治に勝ってもらいたいというかすかな希望はある。早稲田が決勝戦に出場となれば東京迄の新幹線代が必要なので、すでに負けている為出費がないはうれしいのだが、テレビ観戦になるのは寂しい。大学日本一になった時しか歌えない早稲田ラグビー部歌「荒ぶる」を国立競技場で聞くのはOBの毎年1月の念願なのだ。その時は我々は神田の鮟鱇鍋「伊勢源」で飲むことが慣例となっている。ラグビー部員でも日本一にならないと「荒ぶる」を結婚式で新妻の前で歌えないしきたりがある。すなわち、優勝しないと新妻にかっこよいところを見せられないのだ。
今テレビで箱根駅伝のインタービューをしている。優勝監督原監督は大学関係者に加え妻美穂さんにも謝意を表した。選手に対し母親のように接している奥さんの姿を映像で見ているだけにさもありなんと思った。青学本当におめでとう”
(文責:岩澤信千代)