🗓 2024年01月08日

 今年は辰年だ。思い起こせば、特捜部がロッキード、リクルート両事件で強制捜査に着手したのは、1976年と1988年で、いずれも辰年である。しかも今年は、政党助成法を含む政治改革関連法が成立してから30年の節目に当たる。(現代ビジネス)

 「こんな重い空気の事務所開き(仕事始め)は初めてだ。もう今年の漢字は、早くも、『揺』とか『震』で決まった感があるような大変な1年になる」(自民党無派閥衆議院議員) 

 特捜部は東京・永田町の衆院第2議員会館にある事務所をはじめ、池田議員の関係先を家宅捜索した結果、会計責任者の柿沼秘書との共謀を立証できると判断した。証拠隠滅の恐れがあると判断されたようだ。柿沼秘書は黙秘を通したようだが押収したブツ(証拠)から会計責任者と議員の共謀を立証できると考えているらしい。通常国会が開かれるであろう26日前後より前が検察の戦闘時間だ。国会開催中になると議員の不逮捕特権があるからだ。ここ2週間が勝負だ。安倍派5人組がまだ逮捕されていない。谷川議員は後援会事務所を閉鎖した。これも証拠隠滅か。テレビに出た谷川弥一議員は好々爺で高齢である。逮捕起訴され公民権停止となれば気の毒としか言いようがない。4000万以上のキックバックを受けた3人はいわゆる「トカゲのしっぽ切り」の部類だ。巨悪はその奥にある。

 感動したこともある。90歳を超えた女性が地震の瓦礫の中から124時間ぶりに救出された。圧迫された部分が壊死し、ただ救出しただけでは毒素が全体に回り「クラッシュ症候群」になり命を落とすことになるという。であるから圧迫されてから救出するまでに点滴を施したという。消防隊員と医師との見事な連携である。知識がなければ単なる死体救出になるところだった。一方、女房がニュースで見たようだが能登大地震で妻と3人の子供と老親を失った50代の男性が映し出されたという。崖っぷちに立っていた家が倒壊したためであるという。

 法令を軽々しく破っていた議員の皆さん、キックバックした安倍派の5億円、二階派の2億円、たはばつのぶんもしかり、「すべて地震の義援金に供出し、検察に頭を下げて許してもらったらどうだい?

 「お代官様、私が悪うございました。このお金を能登地震の復興救済にお使いください。今後このような悪いことはしません。」

 こんなことができたらなあ

 

(文責:岩澤信千代)