🗓 2024年01月26日

安倍派キックバック問題で証拠隠滅の恐れありと逮捕された衆院議員池田佳隆容疑者をスシロー(田崎史郎のニックネーム、同業者がよんでいる)が「ドリル優子」に習い「ドライバー池田」と命名した。ドリル優子は大胆にもドライバーでハードデイスクを破壊したが、池田さんの方はドライバーでこじ開け、帳簿を隠そうとしたらしい。ドリル優子は小渕恵三を慕う元凶森喜朗が総理大臣にしたいなどと公の場で話していたが、永遠にこの「ドリル優子」が付きまとうのだろう。おまけに問題児森喜朗が応援していたなどということになれば、輪をかけて皆が敬遠するのは目に見えている。女性初の首相などともてはやされてきたが、見通しは暗い。親の七光りで一国の首相は無理だ。茂木派を脱退したが派内に小渕優子についていく議員がいるだろうか。小渕は表向き党4役だから脱退するという大義名分だから、他の茂木派の議員は脱退の理由を見つけ出せないだろう。あるとすれば茂木が嫌いだから脱退させてくれ、かな。

いずれにしても、永田町の混乱は長引く。安倍派7人を一気に辞職させて、消費税減税を餌にして衆院解散・総選挙に突入という奇策がある。当選すればの話ではあるが、4月28日まで2か月の浪人生活を送るだけですむ。ただいずれの議員も当選のハードルは高い。この奇策は、野党の結合がうまくいけば政権交代にもつながりかねない。4月にはバイデンが岸田首相を国賓待遇で迎えると表明している。だから、岸田首相はギャンブルはしないだろうなあ。今の安倍派幹部には塩を送ることなのだが、同時に安倍派議員の大量落選・自民党大敗が見えているからだ。

(文責:岩澤信千代)