🗓 2024年06月30日
①内閣支持率23% ②若手議員の「首相退陣論」続出 ③菅首相の岸田退陣論
これが、岸田総裁を取り巻く環境だ。麻生VS菅のキングメーカー争いとも言える。軍師としては優秀だがトップになるには役不足なのが菅前首相だ。候補者を石破にするか河野にするか小泉にするか決めかねている。担ぐ神輿が決められないでメーカーになれるのかい?批判の尖峰の若手議員というのはいずれも茂木派だ。人望がなく議員にも国民にも人気がない茂木は本気で総裁を狙っているのか?夜な夜な議員と飲み喰いをして人脈を拡げているという。
岸田もあちこちの会に顔を出しているらしい。猟官目当ての議員の歓心を買おうとしているのか。おそらく岸田は現時点では総裁選で勝てると踏んでいるだろう。開成高校野球部で黙々と球拾いをやっていた岸田には根性があるはずだ。華々しいレギュラー選手より黙々と裏方を務めていた選手の方が打たれ強いのに決まっている。驚いたのに国会議員に1区の会というのがあるらしい。全国の選挙区の1区は大体県庁所在地だ。1区はエリ―ト区だととでも言うのか。これを見てわかることは、国会議員は何かにつけ群れたがるという習性があるということだ。議員連盟もそうだ。こちらは利権に群がる蟻の集団だ。
派閥解消は行なわれたがまたサル山のボスが出現するだろう。何故なら、群れたがるのが国会議員の習性だから。それと民主主義は多数決で決まるから仲間を集めないと何もなしえないからである。自分の判断で国益を考え是是非で賛成・反対する議員など少ない。誰かに言われたとか命令されたとかしないと投票先が決まらないだろう。
しかし、小林 鷹之・斉藤健とか若手ホープの名前が取りざたされるが、なかなかの人物だ。小泉進次郎だとか親の七光りで知名度が高いだけで実力不明の人物よりよく勉強しているように見える。日本も捨てたものではない。人材はいる。
(文責:岩澤信千代)