どうも立憲民主の都知事選は蓮舫の当選ではなく、200万票獲得にあるような感じだ。前回を参考にすると立憲・社民・共産などを合わせると180万票だそうだ。無党派層が伸びていないのが蓮舫に不利だが、急伸中の石丸が小池百合子の票を喰えば全く分からない。石丸は負けてもこの知事選で有名になった。今後に期待ができる政治家に育つのだろう。

　英国の総選挙では野党労働党が圧勝予想だ。政権が見事にひっくり返る。二大政党制の見本のようだ。政権を失う危機があるのだから与党は懸命に政策を実行しなくてはならない。そこに緊張感が生まれる。日本では二大政党制の道のりは遠い。多党であり、単独過半数が取れなければ連立を組まざるを得ないイタリアみたいになってしまう可能性もある。さて選挙運動は明日一日、どちらへ転ぶか。共産嫌いの連合は小池支持を決めた。拘束はきかないだろうからこの票の行方も気になるところだ。

（文責：岩澤信千代）