🗓 2024年08月25日

 地元鳥取県の神社で出馬表明を行った。その場で「キックバック議員に公認を与えるかどうか検討が必要だ」と話した。自民党員票109万を意識した発言だろうが、キックバックを受けた80名の議員はどう受け止める?石破を総裁にしたら、自分たちは自民党の公認を受けられないのではないか。自民党の選挙管理委員会で議論すると言っているがそこの俎上に上っただけで選挙民は敬遠するだろう。選挙の公認を与えなかったら替わりの候補者を擁立することができるのか?替わりの候補者を見つけられなければ選挙には勝てない。

 簡単に言えば、石破茂は一方向からしか物事が見られない不幸な人ということである。

 もし10名が立候補するとなれば、推薦人200人プラス本人の210名が第一回投票で固定される。議員票数376名のうち残りの150名程度が草刈り場になる。その内80名近くは公認をもらえない危険があるので石破を敬遠するだろう。

 議員票を狙うのではなく党員票を狙ったカタチンバな発想である。すでに進次郎が立候補する可能性が出た時点で、国民の支持率が2位に転落した。公認を検討するとか国民の受けのいい軽々しい発言について国民が心を動かすことはないだろう。

 もしキックバック議員80名に公認を与えなかったら、自民党大敗、政権交代で自滅の道であることを理解しているのか。そんなことを考えなくても西村とか世耕とか萩生田とか次の総選挙で落選するような議員がゴロゴロだよ。国民の目は厳しく小選挙区で敗れ、比例復活もできそうもない議員がゴロゴロいるのだよ。要するに惜敗率で復活できそうもない安倍派議員が全国にゴロゴロいるのだよ。

(文責:岩澤信千代)