🗓 2024年10月17日

 今回の自公連立政権の獲得議席数目標は極めて低い。両党合わせて233の過半数だ。ところが日経新聞が行った序盤情勢の世論調査では、その過半数も危ないという。裏金疑惑選挙なので相当な低めの目標を自民党は設定したが、国民の目はごまかせない。野党共闘が順調でない中、もろに自民党は国民の厳しい審判にさらされているかがわかる。

 石破茂は政治家としては二流である。財務大臣とか外務大臣とか本流の政治の中枢を歩いていない。猫の目のようにコロコロ変わる行動は官僚からも言行不一致で見放されるのも時間の問題だ。

 福島3区の菅家一郎を利用するだけして使い捨てのライターのようにごみ箱に捨てた。総裁選挙前に菅家一郎がセッテイングして石破茂の講演会をやった。地方の党員票におそらくかなり影響しているはずだ。総裁が決まって解散・総選挙突入。裏金・税金の還付と評判を落としていた菅家一郎は自民党に公認されなかった。1500万と言われる公認料はもらえない、政見放送はできない、ポスターの枚数も制限される。菅家一郎は万事休す。比例単独の優位な順位を得られず、選挙撤退を表明した上杉謙太郎が小選挙区に公認なしの無所属で出馬することになった。序盤戦予想では立憲民主の小熊慎司圧倒的な優位予想である。上杉謙太郎は敗れても福島第3区に名前を売ることが出できようが事務所の維持費はたいへんだろうなあ。とにかく福島県の4分の1か3分の1の広さだから。慶応の石破にやられた早稲田社学部卒元国会議員2人という絵だな。

(文責:岩澤信千代)