🗓 2024年10月18日

前回選挙結果

旧3区          旧4区        合計

小熊76683        玄葉28227     104910

菅家73784        上杉33896     107680

 基本的に顕彰会は、政治・宗教的には中立であるのは当たり前の話である。だから一方的な方に与することはない。これは断言できるのであるが、今日の福島民友新聞に出ていた数字が暗示を与えてくれた。

 前回選挙の結果を参考にすれば、単純に菅家一郎の得票が上杉にそのまま移動すれば上杉が勝つのである。問題は菅家に投票した票が、キックバック裏金で離反すれば上杉は大敗である。一方で自民党が危機意識を持ち一致結束して組織防衛の元、選挙活動を盛り上げれば上杉にも勝利の目があるのである。

小熊は小選挙区で敗れても比例で復活するだろう。ということは福島3区で代議士二人ということもありうる。地元に貢献できるのは代議士1名より2人の方がいいのではないかな。

ただ付け加えておかねばならないことである。「ならぬことは、ならぬ」が会津の掟である。菅家の行為がこの「ならぬこと」に抵触することは明白だ。会津人の怒りの大きさが得票差に現れるだろう。キックバックで得たお金にも還付を受けるなど言語同断だ。法令に違反していないと当初言い張ったのだが、付き合いのある会計士に問題があった。法律的に問題はないが道義的に問題があるので還付請求は不適当であると会計士は主張すべきであった。本人も当然言われなくても気が付くことだろう。

結局、政治家としての資質の問題に行き着く。

(文責:岩澤信千代)