🗓 2024年12月20日

 三菱UFJ銀行で何が起きている?貸金庫からの大金摂取に始まって、今度は関西の支店の副支店長が反社勢力の親分の名前を語り、会社社長に「死ね」とか「退任しろ」とか恐喝をしていたらしい。世界的に優良銀行とみなされているのに何が起こっているのか。半沢直樹のモデルというのは原作者池井戸潤が明確に否定しているが、半沢淳一 .頭取はもはや辞任しかないだろう。東大経済学部を卒業し、出世街道をまっしぐらの男に重大な落とし穴が待ち構えていた。

 私の大学の親友の息子がこの銀行に勤めている。この前の12月1日、3年前に死んだ親父の代わりに早明戦を一緒に見に行った。神楽坂で一緒に飲んだ。2回目である。親父が学生時代どんな友人と付き合いしていたか興味があるとのことで今年も参加した。

 自分の勤務している銀行に何が起こっているか彼も理解できないだろう。広島県福山市の親友の墓にお参りしようと妻と計画している。学生時代いつも一緒にいたので妻もよく知っている親友だから。彼の母親は高齢だが認知症にはなっていないらしい。今だったら私の名前を憶えているはずだ。時間との戦いでもある。

 彼の実家を訪れた時にお母さんの料理で白魚の踊り喰いと牛のステーキをご馳走になった。生きのよい泳いでいる白魚はのど元を過ぎるとおとなしくなるのだが、残酷で一匹しか食べられなかった。津田沼の居酒屋でもクルマエビの踊り食いを食べたが、甘くておいしいのは理解できてもやはり少ししか食べられなかった。

 しかし、貸金庫に何が入っていたか銀行は把握していないという。当然のことだ。銀行が把握しているなら誰も貸金庫など使わない。内緒にしておきたい財産だから安全性を考えて貸金庫を利用している。テレビに出た被害者の男性は土地の権利書とダイヤモンドを入れておいたという。本人は代々伝わるもので1億円の価値があると話している。銀行はどうやって被害額を認定して保障するのだい?被害額十数億円とは犯罪者の女性行員の供述によるものだという。半沢直樹は「倍返し」が有名だが、本物の三菱銀行は犯罪の「倍返し」でまだまだ出てくるぞ。

(文責:岩澤信千代)