韓国ではユン大統領の逮捕期限は今日までだ。しかし拘束されたというニュースはまだない。逮捕期日の延長請求とか大統領警護局幹部の拘束とかいろいろ言われているが藪の中である。ユン大統領支持者も大統領公邸に集まっている。国の最高権力者が誰か全く見えてこない。まだ自動運転になっていないのに運転者なしで車が走行している感じだ。誰がハンドルを握り・ブレーキを踏むのか全く分からない。長引けば国民同士が衝突し内乱に発展するかもしれない。ただユン大統領のために命をかける国民はそうはいないだろう。その時北朝鮮はどう動く。憲法裁判所はいつ結論を出すのか。韓国憲法では憲法裁判所が罷免相当と判断すれば大統領は失職することになっているらしい。国会で弾劾決議が行われて180日以内に憲法裁判所が結論を出すことになっている。

高官犯罪捜査庁（高捜庁）は6日、警察に逮捕状の執行を一任すると発表した。合同捜査本部の意思統一もできていないことが露呈された。高捜庁には人員（50人）がいないので警察の応援がないと何もできないし、できたばかりの組織でうまく機能していないのだ。逮捕令状は高捜庁が出しているらしい。逮捕期限延長は警察を下請けに使うという批判も出ているらしい。

　本当にわからない国だ。韓流ドラマもそうだ。引っ張って引っ張って結末となる。ドラマで喧嘩する場面はうるさくてしょうがない。大統領権限を代理しているのは誰なんだ。経済担当の副首相と言われているがテレビに映し出されない。

　歴史上、大統領が拘束されたことはないらしい。しかし大統領退任後はみな悲惨な目にあっている。つまり安倍首相がゴロゴロいるわけだ。違うのは日本の場合は個人の犯罪だが、韓国は国民がこぞって元大統領を血祭りにあげてきた歴史がある。まったく展開がわからない韓流ドラマじゃ。

（文責：岩澤信千代）