🗓 2025年02月22日
鴻海精密工業がホンダに急接近だ。日産・ホンダの統合は白紙の戻ったが鴻海が接着剤の役割を果たすかもしれない。また何十年後は鴻海自動車工業が設立されるかもしれない。すでに鴻海は日産株式の30%以上持つフランスのルノーに接触している。ルノーを加えた日産・ホンダ・三菱自動車・鴻海の連合チームができるかもしれない。HV社を持たない日産の米国での苦境は目に余る。HV社を持っているホンダは好調だがEV車しか持たない日産はどうしようもない状況だ。鴻海の時価総額は約12兆円、日産約1.63兆円(2月18日終値)の日産をのみ込むのはたやすい。KKRも触手を伸ばしていているらしい。面白いのはみずほ銀行の日産担当役員は、杉田健二常務執行役員だ。作家・高杉良氏の子息で、日本興業銀行出身。父の企業小説「落日の轍 小説日産自動車」がある。
いずれにしても、この問題と日鉄のUSスチール買収は今年初めの最大の注目だろう。ウクライナ戦争終結とどちらが早いか。両方とも道のりは遠い。
車が車検にいっているので歩いてセブンまで行った。路面は凍っているのですり足忍び足で行ってきたのだが、帰り道我が家まで少しというところでスッテンコロリン。横に倒れたので頭は打たなかったが家に帰ってびっくりカバンの中が牛乳で真っ白だ。転んだ時に防衛のためカバンを下に敷いた。そのおかげで、牛乳パックがつぶれて破裂していたのだ。頭を打つ代わりに牛乳パックが犠牲になっていた。そこはパーマ屋さんの前で融雪のため水を流しており、その水が凍っていたのだ。雪道を歩くには氷の上を歩くより、雪の方が安全だと改めて思いだされた。
(文責:岩澤信千代)