🗓 2025年03月06日
会津会の元幹事長山内さんと話していて、昨年山内さんが南阿蘇を訪問した時に鬼官兵衛記念館が閉館していたというので気になり電話してみた。奥さんが出られ「会津の岩澤です」というと懐かしそうに長話をしていただいた。ご主人が逝去されてしばらく誰でも無料で入館させていたが、館内にある本などが無断で持ち出されたという。
興梠二雄さんが存命の時に館長職を長男に譲ったが、その長男も熊本市内に住んでいて、記念館の運営ができないという。息子さんが熊本市内で同居しようと言ってくれるが明神池を離れるつもりはないとのこと。猛将佐川官兵衛終焉の地で地元の人に祭られてきたがもうこれで終わりの様だ。歴史の現実は厳しい。長男の方が心変わりして記念館を継続運営して頂けることを切に願う。
(文責:岩澤信千代)