🗓 2025年03月09日

参院選は衆院選と違い、解散がないので野党が過半数絵を釣るのは厳しい。現在改選議席124名の内自公が74名でである。改選議席のかなりの部分で野党が取れないと参院過半数など夢の夢のまた夢の話である。加え選挙協力などできっこない。立憲と維新では予備選をやって候補を決めると言っているが国民はそっぽを向いている。公明・共産は歴史的役割を終えた政党であるので、勢力保持に躍起だ。

 石破も無能な首相ではあるが、内閣を倒すべき野党が烏合の衆であるから安泰である。国会答弁も今のところ、そつなくこなしている。官僚が作った答弁をそつなく話しているので睡眠時間を削って勉強しているのだろう。

 ガソリン税の暫定税率廃止で立憲・維新は歩調をそろえそうだが、国民民主は距離を置いている。維新は予算に賛成に回ったが、自公よりと見られれば有権者の政権批判票は逃げる。立憲の安住予算委員長と自民党の森山幹事長とは仲がいい。それで衆院の予算もすんなり成立した。

 いずれにしても参院選で野党が過半数を取ることは厳しい。夫婦別姓は時流の流れになっているが、子供は自分の性を選べず、親のお決めた姓が一生付きまとうことになる。新島襄は先祖が人殺しをしたので中嶋を新島に変えた。おそらく家庭裁判所の許可がなければ子供は自由に選べない。保守派の票を取らんがために自民党は水田水脈を参院選候補者にした。彼女の数々の差別発言からして国会議員の資質はないだろうにである。立憲でも蓮舫の参院選出馬が取りざたされている。蓮舫の国会質問は面白いが、水脈の顔は見たくもない。

(文責:岩澤信千代)