今日の県立岐阜商VS横浜は好試合だった。先行していた岐阜商に横浜が追いつき延長戦に入った。その延長戦初回で横浜は3点取った。勝負ありと思ったがその裏岐阜商は3点取り返し、次回裏サヨナラ勝ちした。ここで横浜の春夏優勝の夢はついえた。

　岐阜商には左手不自由な横山 温大（はると）選手がいる。私は長いこと横浜市に住んでいたので横浜を応援したいのだが、今度ばかりは横山 温大のいる岐阜商応援に回った。野口英世は「てんぼう」と呼ばれ幼少期はいじめられた。

　しかし、時が変わり横山選手はその身体の不自由さを克服して甲子園の舞台に立ったがとても常人ができることではない。

　10回勝ち越しのチャンスにバントを命じられたが、あそこは横山のヒットで点を入れて欲しかった。監督の指示を恨めしく思ったくらいだ。彼ならサヨナラヒットを打てたと思う。

（文責：岩澤信千代）