自民党は維新の歓心を買うために大阪副首都構想を持ち出してきた。巷間言われているのは維新の与党入りだ。維新の藤田幹事長は自民党に与する時は維新の消滅に結び付くと言っている。安易に与党入りすることは維新そのものの存廃につながる。

何故大阪か？南海トラフの被害地域は東京・大阪両方含まれる。京都でもよいのではないかという意見もある。私が済む会津若松は1611面に慶長の大地震があったが、押しなべて自然災害には強い場所である。山梨・会津と候補地になったこともあるがいつも立ち消えになっている。国交省などが来れば陳情に来る各県の代表者が宿泊してくれるので地元の経済効果は上がるのだがなあ。副首都が大阪でないといけないという道理はない。

NHKの世論調査がでたらめだったと批判されている。年齢補正がされていなかった。ネットと電話で調査を行ったのだが在宅しているのは高齢者だ。若い人たちは仕事に行っている。だから老人の比率が高くなり、現役世代の意見は見えなくなる。

石破続投を期待する声が高いという。石破おろしの先方は旧安倍派や茂木派だ。高市や小泉に任せるなら石破の方がいいというのが70％だそうだ。

自民党は総裁を辞めさせることはできるが総理大臣を罷免できない。できるのは組閣阻止すれば石破は朱書をやめざるを得ない。総理大臣を辞めさせることができるのは内閣不信任案のみである。51人以上の発議が必要だ。今発議できるのは立憲と自民党だけだ。立憲は不信任案提出には及び腰だ。わが身が危なくなれば野田ドジョウは不信任案提出に舵を切ることはあり得る。

 

（文責：岩澤信千代）