🗓 2026年01月10日
かなりイランが深刻な状況に陥ってきた。前回、宗教指導者ハメネイがロシアに亡命する準備をしている伝えたが、現実的になってきた。イスラム革命の後50年経ち、アメリカの制裁のおかげで国民は物価高に陥り、暮らし向きが極端に悪くなっていた。そこへ米国へ亡命中のパーレビ元皇太子の呼びかけが引き金になり、全国的にデモが広がってきた。ベルリンの壁崩壊に近い状態だ。治安部隊がハメネイの命令に従わない可能性も大きくなってきた。治安部隊にも家族・親類がある。治安部隊はデモ隊に身内がいても発砲できるのか?この種の治安維持はだんだん息切れしてくる。
治安部隊の襲撃で45人の命が奪われたとの報道もある。ベネズエラの軍事作戦で議会の承認がなかったと批判を浴びているトランプは迂闊に動けない。それでも人権擁護を楯に軍事介入を厭わない発言をしている。「世界の警察官」は辞めたのではなかったか。
議会承認を云々している米国の介入より、現実味があるのはイスラエルのイランへの軍事侵攻だ。ネタニエフの方がトランプより自由に軍隊を動かすことができる。ぐちゃぐちゃになってきた。他が騒げばウクライナ戦争への注目も分散する。米国が無法者なのにロシア・ウクライナ戦争の停戦の仲介者になれるわけがない。トランプは世界秩序の破壊者として歴史に名を遺すのか。国連の拠出金の22%は米国だ。国連職員の給料も払えなくなるのでは。
午年になり世界の状況は悪化をたどっている。無実の罪の人の命をいくら奪えばいいのだ。もはや核のボタンを押すような悪魔が出てこないよう祈るばかりだ。(文責:岩澤信千代)
