🗓 2020年06月22日

(ほっと・ねっと 2020.6.21 掲載)

顕彰祭で配布した資料が喜多方市の情報誌「ほっとねっと」に取り上げられました。

「ほっとねっと」の発行者であるおもはん社の冨田社長は、10年の歳月をかけ白虎隊士中2番隊隊長日向内記は白虎隊を置き去りにしたという通説(平石弁蔵:会津戊辰戦争)を綿密な資料を基に反論した方です。
今では「日向内記は、部下を置き去りにした卑怯者ではない」というのが歴史家の中では一般的になっています。
関東学院大学の創立者は日向内記の孫である坂田拓(たすく)先生ですが、会津に里帰りしたときに白虎隊記念館での「卑怯者」の説明音声に愕然としたと自伝(恩寵の生涯)に書いています。
坂田先生の「おじいちゃんは卑怯者」と言われた無念を晴らしてくれたのはまさしく冨田社長の労作なのです。

坂田拓は日向内記の娘中村みえの子供です。結婚して妻の姓坂田を名乗りました。