🗓 2021年05月18日

顕彰会の運営にあたり、悩むことがあったら「八重さんだったらどうするだろう?」と考えることにしている。
コロナ禍の中で櫻井よしこ講演会を開催したが、参加者から多くの感謝の気持ちが寄せられた。

次に顕彰祭はどうするのか?八重さんだったらどうする?
ふと八重さんのエピソードを思い出した。亡愛夫新島襄をなくし、一人暮らしをしていた八重さんの家に3人組の強盗が入った。八重さんは慌てず、2階に向かって「鈴木君○○君○○さん降りていらっしゃい。」強盗はそれを聞き上の階に書生がいると思い慌てて逃げて行った。
戊辰戦争で本物の戦争を戦った八重さんとにわか仕立ての強盗じゃ、役者が違った。

八重さんの声が聞こえる。「感染症対策を万全にして挙行しなさい。」と。
会津若松市の感染状況が格段に悪くならない限り、すでに申し込みをされている方も40名近くおられるので強行することを目指したいと思う。但し、感染状況が極端に悪化し安全が担保されない限りはこの限りではない。

(福島民報新聞 2021.5.15 掲載)
(福島民友新聞 2021.5.15 掲載)