🗓 2022年09月16日
今日、11月5日開催の芋煮会会場打合せに新島八重顕彰会のホームグランド大龍寺に行ってきた。招待した施設の職員との現地視察を兼ねていた。
そこに黒猫が通りかかった。寺庭夫人宮子さんがいうには、13回ほど家出した常習犯だそうである。よく聞くと捨て猫であったが火葬場で増子住職になついてしまい情に忍びず、連れ帰って育てているとのことである。何度か拾われた火葬場近くから連絡があり、住職夫妻が迎えに行ったという。3回目は自力で大龍寺迄帰ってきたという。猫は犬と違って嗅覚を持ち合わせていないはずなのに道もわからないだろうによく帰ってきたものだ。また伝書鳩のように猫に帰巣本能があるとも思えない。
世の中には科学で解明できない不思議なこともあるが、この話を聞いて唖然とした。
大龍寺の飼い犬の名を新島襄の幼名七五三(しめた)と住職は名付けたが人が来ても一向に吠えることはなく番犬の役割を果たしていない。私が軽トラで参上すると犬の鳴き声ではなくクジャクの鳴き声のお迎えがけたましく響く。新島襄よりクジャクの方が頼りになるのだ。
そして驚くなかれ。恐れ多くもその黒猫の名前は清左衛門(せいざえもん)という。
なんかお酒が好きそうな名前だなあ。
(文責:岩澤信千代)