このニックネームの人は言わずもがな安倍派裏金疑惑のキーパーソンである。コネクトNとはNY出張の時にコネクトルームの隣の部屋に女性秘書官を侍らかせた西村康捻前大臣、ことあるごとにバーべキューパーティーをやっていた萩生田前政調会長である。モリカケ問題のときも加計理事長とバーべキューを食べていたという。選挙区でも支援者とバーベキューをやっているバーベキュー大好き人間である。逮捕・起訴されるとしたらと言われている有力議員である。西村にいたってはキックバックの金額が100万どころではなく9000万ではないかと取りざたされている。審判からアウトの宣告を受けるだろう最大のターゲットである。そこから大御所森喜朗まで到達するか検察の腕の見せ所である。大学教授の告発から始まった疑惑解明は拡大傾向で、ノミネートされている議員は正月をどんな気持ちで迎えるのだろうか。日本レコード大賞にノミネートされるのと違い、刑務所に行くかどうかのノミネートであるから議員本人にとっては悩ましい。いかなる展開になるのか、政治家の自浄作用による法改正などが行われるのか。派閥解消の議論もあるが3人以上集まれば閥ができるのが人間の常であるので派閥解消は無理だろう。今度の正月は検察も休日返上で家族サービスも思うようにできないだろうと同情する。脛に傷持つ国会議員は首の洗濯で日は暮れるのであろう。

ただ、従来のように政治家秘書が自殺するというような不幸なニュースだけは見たくはない。政治家の私利私欲のために善良な秘書家族が悲しい思いをすることは絶対あってはならない。

（文責：岩澤信千代）