🗓 2023年12月27日
松本清張の「天城越え」を見た。少年は天城峠を超える時にいろんな職業の人と旅程を共にする。ふと思った。安倍派のキックバックは道連れ行為である。全員が揃って政治資金の裏金作りに励んだ結果である。「世は情け」どころではない。国民がこぞってその厚かましさに怒っている。
高級料亭やレストランでうまいものを食って天下国家いや自己保身の話をしていた。都合が悪くなると高級老人ホームに夫婦で逃げ込む。その派閥の将校たちは公民権停止におののいている。
私の周りにも政治資金パーティ―の券を買っている人がいる。彼の気持ちは日本国家を良くしてくれ、郷土を良くしてくれとの気持ちから浄財を差し出している。政治家個人の私利私欲のために購入しているのではない。いずれにしても派閥ぐるみの脱法行為なので、議員それぞれが反省しなければならない。会津藩の「ならぬことは、ならぬ」がないとこういうことになる。
劇中、尋問中、睡魔に襲われた大谷直子は殺人を起こしたと白状した。だが、裁判所は証拠不十分で無罪を言い渡した。今度の議員秘書・議員の取り調べは昔と違い過酷ではないだろう。しかし、自分の命を懸けてまで口を割らない人はそういないだろうから、取り調べは順調になるだろう。さて、秘書と議員の共謀が成立するだろうか。
(文責:岩澤信千代)