🗓 2025年02月05日

 ひょんな拍子からナイジェリアの名前が出てきた。本会役員の長谷川純一氏から、2月にナイジェリア大使館員が会津に来るということを聞いた。八重と関係がある同志社大学に留学して、それから在日ナイジェリア大使館に勤務している。居酒屋でたまたま知り合って、会津とナイジェリアが交流を深められたらという話になったらしい。そこで2月に会津に来ることになった。

 しばらくして、顕彰会HPに問合せがあり、会津北嶺高校の理事長と面談する機会があった。理事長は日本基督教団の若松教会の信者さんであるが、近くの教会の牧師さんと知り合いでナイジェリ人と面識があるという。その方と会津北嶺高校の教師が懇意にしているという。校長室でオーストラリア人の英語教師を紹介された。その方に連絡を取ってもらいナイジェリア大使館の職員と会津観光をするプランを立てた。時間の都合がお互いにつけば会うことになる。遠く離れた日本でかつ、首都からまた遠く離れた会津の地で同国人が会うことは確率的にかなり低い。私もアフリカのナイジェリア人と会津で同じ空気を吸っていたことに驚いた。

 そこでふと頭に浮かんだ。確かアルジェリアという国もあったのではと。「ある」と「ない」、間違えたらどうしようと。そこでネットで調べた。どちらも国土が広い。しかし離れている。ナイジェリア連邦共和国は西アフリカにあり経済規模も南アフリカを抜いて「アフリカの巨人」と呼ばれている。一方でアルジェリア民主人民共和国は北アフリカにある。モロッコやリビアに近い。

 国名を間違えては大変なことになると思った。今日北嶺高校の先生に先方のアポを取ってもらう電話をしたのだが、繰り返しナイジェリアと言ったので間違いないと思う。ちなみにアポを取ってくれた人はオーストラリアの人であり、日本語ペラペラで英語を話せない私と意思の疎通ができるのである。

 長谷川市議は行動の人である。会津のために何ができるかいつも考えながら人脈を広げている。その人柄を見て本顕彰会の役員に就任頂いた。それからしばらくたち、昨年会津若松市議会議員選があり見事にトップ当選されたのである。市議ではあるが顕彰祭では駐車場係をして頂いている。決して人前で偉ぶることがなく謙虚である。

(文責:岩澤信千代)