🗓 2019年09月13日

妻をめとらば才たけて

 

妻と結婚して来年で40年になる。与謝野鉄幹の「人を恋うる歌」がある。
「妻を めとらば 才たけて みめうるわわしく情けある、友をえらばば書を読みて 六分の侠気 四分の熱」の一番から始まる。
YAHOO知恵袋に「人を恋うる歌の意味を教えて」という質問がある。「20番まであるけど歌詩だから、自分で解釈しろ」とか「本屋で解説書を買ってくれば」などがベストアンサーである。

前半の歌詞について、私の妻はどうだろかと口には出さないが考えている。「才たけて みめ美わしく情けある」ふーん、どれも一致しないなあ。ところがこれを口に出したら、妻の反撃が怖い。「医者との見合い話があった。あなたと結婚しなければ、おカネにも不自由しないで苦労しなかった。」決まって私にがないことはわかっている。妻の実家は、分家ではあるが、本家は会津藩政時代「肝いり」であり、実家は現在も幅広く事業を営んでいる。

だから、1番の後半を大事にする。書は読まない奴がいるが、六分の侠気四分の熱を持っている友人がたくさんいる。遠くは東京在住で元会社の上司、福島市在住の高校同級生、多くの友人が本顕彰会の会員になってくれた。

また、京都の同志社女子大学の吉海先生には四分の熱以上に応援頂いている。

(文責:岩澤信千代)