🗓 2021年02月09日

菅 正剛(すが せいごう)・・・いま知名度上昇中の名前である。ご存じであろうが菅首相の長男の名前である。首相は「別人格である。」と強弁するが批判は鳴りやまない。
 共和政ローマ末期の独裁官ガイウス・ユリウス・カエサルが議場で刺殺された際に腹心の一人ブルータスが反対する一味にいたのを見つけて放った言葉である。シェイクスピアの劇で有名になった。
 文芸春秋には菅首相の弟が関係する会社が倒産した後、JRの関連会社の重役になった不可解な顛末を書いていた。これも政治家である兄菅義偉の影響ではないかと記述していた。
 モリ・カケ問題で身を挺して安倍首相を官房長官として守った。その一方で自分の身内の管理を怠っていたとは?
 安倍首相と同じで「ガースー、お前もか?」国民の目線はそうならざるを得ない。カエサルは国を良くしようと独裁的ではあったが国民的な人気もあった。
 しかし、現代の日本の指導者に「国家を思う気持ち」はあるのか?
 政治の強力なリーダーシップにより早期なコロナ克服によってその心意気を示してほしい。

(文責:岩澤信千代)