🗓 2021年09月07日
石破茂氏は今回の自民党総裁選には出馬しないようで、半永久的に総理大臣になる可能性はなくなった。石破茂氏の父は内務官僚から鳥取県知事を務めた。母和子の父が金森太郎でありその父が金森通倫(みちとも、つうりん)である。通倫は同志社の熊本バンドであり、明治9年熊本洋学校から同志社に進んだ。いわゆる同志社草創期に新島襄と八重に深くかかわった。卒業後は宗教家・牧師としてキリスト教布教に活躍した。熊本バンドを代表する徳富蘇峰などのグループでどちらかというと八重には反目する生徒たちであった。
その金森通倫の曾孫が石破茂である。通倫の長男太郎の子供が母和子である。その影響で石破茂は日本基督教団鳥取教会で洗礼を受けた。
新島八重を研究する私としては八重・同志社と繋がる石破茂に首相になってもらいたいという気持ちは若干はある。しかし、どうもあの目つきの悪さと理屈っぽさには辟易気味だ。
ちなみに金森通倫は明治20年福島県の郡山で亡くなっている。墓は東京府中市の多摩墓地にあるようだ。