🗓 2022年03月16日

ロシア軍の1日の戦費は2兆円だという。本日国債の利払いができるかも不明の状態で、ロシアは膨大な戦費を払い続けられるのか。食料に事欠いたロシア軍兵士が食料品店に押し入り、食料を簒奪している映像が流れた。戦局が思うようにならないのでプーチンは軍司令官8人を免職にした。ウクライナ当局はロシア軍の限界は5月初旬と喝破している。キエフが後1か月以上持ちこたえられるかは別の問題ではあるが。広大な領土の為ウクライナ全土を占領地化するには50万人の軍隊が必要という。いくらロシアでも不可能である。

時間が経つにつれロシア軍の窮状が報道されている。追い詰められたプーチンが何をしでかすかわからない。台湾進攻をもくろんでいる中国は、その目的を達成するためにロシアの窮状に救いの手を差し伸べ、貸しを作っておく可能性も出てきた。ウクライナ難民の受け入れに対する迅速な判断など岸田政権は民主陣営の一員としてスピーデイな対応をしている。

中国の台湾突入や北朝鮮の暴走を止めるため、日本は出来るだけの貢献をしておかねばならない。そうでなければ、日本が有事の時に誰が助けてくれようか。防衛についても結論先延ばしをいつまでもしていられない。核3原則や敵基地攻撃を含めて例外なく議論し大和民族を守らねばならぬことをロシアの暴挙が教えている。ロシアバルチック艦隊を破った東郷平八郎も秋山真之参謀も会津藩出身の出羽重任第3艦隊司令官も今はいない。「天気晴朗なれども波高し」どころか今の世界情勢は悪くすれば核戦争による人類滅亡の危機の中にある。

(文責:岩澤信千代)