🗓 2022年08月01日

某新聞の世論調査によると安倍氏の国葬に反対47%、賛成43%だそうだ。プーチンはじめ海外元首から多くの哀悼の意が寄せられたが、日本国民の感情は違う。最長の総理大臣在任記録しか評価するものがないと思っているのだろう。「開かれたインド太平洋」など外交的には新時代を開いたのは事実であっても、あの善良な籠池夫妻を切り捨てたのは国民は知っている。「忖度」の美名の下に善良な官僚は自ら命を絶った。

狙撃犯の動機の宗教団体への憎悪が今回の狙撃事件につながったと言われるが、その後のマスコミの報道では安倍氏を中心とする自民党議員との癒着ぶりが白日の下にさらけ出されてきている。旧統一教会の支援を受けられず参院選出馬を断念した政治家もいた。

野党の議員までもこの宗教団体とコネクションを持っている。今週、維新の会では所属の議員のかかわりを公表するという。犯人は宗教団体のトップの命を狙っていたが、難しいので安倍元首相の命を狙ったと犯人は自供しているようだがが、当たらずとも遠からず安倍元首相を中心に政治家はこの宗教団体の甘い蜜に群がっていた。期せずして宗教団体の実像があぶりだされてきた。

政教分離が徹底しているフランスを見習って法改正をしろ迄話は進んできた。アメリカ大統領の就任式では片手を聖書に置き大統領就任の宣誓を行うのだが、フランス大統領はそれをしない。またフランスでは細かく政教分離を規定する法律が存在している。フランスの法律が日本の国情に合うのかどうか私には不明だが、議論が進んでいくに越したことはない。

(文責:岩澤信千代)