🗓 2022年12月22日

八重が愛した板カルタとなれば本気にならざるを得ない。ここ1週間で以下の証拠が集まった。

①山川健次郎3女の文章で「待ったり」が気になった。全日本下の句カルタ協会の事務局長吉田雅人さんと連絡が取れた。「待ったり」は使用しているかと問い合わせしたら競技カルタにも「待った」があり北海道では今も使われている。板カルタは飛ばさない。競技カルタでは他の板に触れたら反則である」との説明を受けた。山川健次郎邸で行われたカルタ遊びと同じく「待った」が北海道に伝わっていたのである。すなわち、下の句を読み下の句を取る方式と共に「待った」のルールも伝播していたのである。

②市の文化課に板カルタのことを話していたら近藤氏より連絡があった。市民から寄贈された板カルタがあるというので調べてもらった返事が来たのである。「読み札も板でできているものがあった。裏面に「読み」と書いてあって下の句が書いてある。」

すなわち読み札も下の句である決定的な証拠が出てきたのである。私が別のところで見た板カルタの読み札は紙でできていて上の句、下の句両方が書いてあった。それで下の句を読んで下の句を取るのは容易なことであるが「下の句を読む」と断定はできない。

しかし下の句が板でできた読み札に書いてあるということになると「下の句を読み、下の句を取る」決定的な証拠になる。慎重な近藤氏はもう少し精査すると言っていたが、会津で「下の句を読み、下の句を取る」が発生したことは疑いようのないことになった。