🗓 2023年03月28日

ガ―シー議員の母親が住むマンションに司直の捜査が入った。「母親は何も知らんのだからオカンだけは勘弁して」と涙ながらネットで訴えるガ―シー元議員を見て違和感を感じた人も多いだろう。参議院議場に一向に現れず、強気の動画を繰り返していたのとは大違いだ。

有名人を恐喝し得たお金を実家に隠しているのではとの疑いで家宅捜査に入ったようだ。

それまでは自分の身勝手な話で国民に対し訳の分からぬ申し立てをしてきた。20万の有権者に投票してもらったと嘯いていたのだが、自分の犯罪歴で入国をするのが怖かっただけではないか。

いずれにしてもパスポートは失効になる。これからどこの国で嘯こうとしているのか?目立てば強制送還されるだけだ。

最近読んだのだが会津藩の藩祖保科正之は行き倒れになりそうな旅人を助けなさいとか社倉制度を作り飢饉に備えるとか領民に対して慈愛を以て為政をしたが、山形の藩主時代、近くの天領で起こった一揆に対しては断固たる処罰を行った。首謀者36人を磔の極刑にすることにより一揆勢の戦闘意欲を削いだ。

大人は子供の見本にならなければならない。彼の映像を見た若き国民はどう考えるのだろうか。母親に対する恩は海よりも深いことを知るか、悪いことをしてはいけないということを知るか。ガ―シーは歴史的に見れば単なる奇人あるいは狂人であったということか。高市大臣も往生際が悪い。野党の追及も甘い。だから野党はそれぞれ政党支持率10%を越えられないのではないか。首相も庇っているのかどうか不明。周りの同僚議員は冷ややかである。汚点が付いたことで、再度総理候補になるのは無理だろうとは誰でもわかった。

それと最近広島サミット饅頭とボールペンが話題になっている。岸田首相が地元の後援者に配ったとか。

税金を使って開催するサミットのロゴマークを使っているらしい。周りに注意する人がいないのか不思議である。安倍晋三の「桜を見る会」と大して変わらないのではないか。政治家が地元の景気浮揚に資するのを否定するわけではないが何か釈然としないものが残る。それと息子は総理秘書官の資質はあるのかい?

(文責:岩澤信千代)