🗓 2024年01月20日
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で、安倍派と二階派の会計責任者を在宅起訴し、岸田派の元会計責任者を略式起訴しました。
また、安倍派から5000万円を超えるキックバックを受けたとされる大野泰正参議院議員を在宅起訴し、谷川弥一衆議院議員らを略式起訴しました。
一方、安倍派の幹部7人や二階元幹事長など派閥の幹部については、会計責任者との共謀は認められないとして、立件しない判断をしました。(NHK)
「大山鳴動して鼠3匹」。
新河次席検事は、派閥幹部を立件しなかった理由を「証拠上、各会派の収支報告書の作成は会派事務局がもっぱら行っていた。派閥の幹部が、還付(キックバック)した分をどう記載していたかまで把握していたとは認められず、虚偽記入の共謀を認めるのは困難と判断した」と説明した。
昨日検察は記者会見を行ったがもやもやが残る結論となった。起訴された3人は罰金刑にはなるだろうから公民権停止で政治生命は絶たれた。皆さん安倍派幹部7人は投票してはいけませんよ。
「ばれなければ何をやってもよい」という人種ですよ。簡単に法律を破る人に法律を作る仕事を与えてはなりません。岸田首相は派閥解消を打ち出したが自己保身の際曲です。置いてきぼりをくらった麻生・茂木派は大混乱でしょう。麻生派を率いてキャステイングボードを握ろうとした吉田茂になれない麻生太郎にとっては大ダメージでしょう。岸田に相談を受けなかったと言われる麻生太郎は死んだも同然になりました。結論が出れば、「捜査中でお答えできません」と言っていた議員は何か答えなくてはいけません。究極、岸田首相も派閥解消まで言わないと検察から逮捕されるところまでいったということ。とばっちりを受けた麻生太郎の影響力がそがれたということ。偉大なおじいちゃん(吉田茂)みたいになれなかった。伊達メガネならぬ伊達ハットをみなくて済むだけで国民にとっては幸せなことである。さようなら、太郎ちゃん。
(文責:岩澤信千代)