🗓 2024年07月17日
石破茂がテレビ露出度が目立っているという。小泉進次郎・石破茂連合まで言われてきた。反主流派の親分菅義偉はどう出るか。石破茂は国民的に人気があると言われているが自民党の国会議員の中で仲間は少ない。私はスタート直後に先行馬で走っていて途中で息切れしてゴール直前で失速するテレビ馬にしか見えない。おそらく日本にエスタブリッシュメントがいるとしたら彼らは石破茂を推薦しないだろう。
まず、目つきが悪い。田中角栄の愛嬌のある顔、だみ声に遠く及ばない。おそらくは自民党議員がそっぽを向くだろう。それに従う自民党員もおそらく地元の議員の顔色を見て投票する。
この前自民党支部から投票者の確認があった。私の妻と隣の家の嫁が同姓同名で漢字も一緒なのだ。別人だと答えたが、自民党では総裁選の準備を着々と進めているということだ。
日本の自民党総裁選より米国の大統領選が気になる。日本の首相がどうあがいても米国大統領より存在感が上昇することはない。識者はこの前の狙撃事件でトランプ有利の論調が多くなった。
日本でも大平正芳が選挙期間中急死したときは自民党に同情票が集まった。小渕総理の時もそうだ。米国人も同じ行動パターンだろう。「もしトラ」が「ほぼトラ」になったときは恐ろしい。ウクライナ紛争を短時間で終わらせると言っているが、プーチン・習近平を抑え込めるのか。金融制裁はしたがロシアはしぶとく軍事力を増強している。軍需産業のおかげで景気は上々だ。兵隊まで北朝鮮から調達しようとしている。
日本では、いつまで「水と平和」が心配なく続くのだろう。日米安保条約と米国の核の傘の下で戦後の復興を成し遂げてきたが、大変な岐路に立っていると思わないでいられない。
萩生田自民党都連会長がが辞任した。遅きに失したともいえるが、総裁選でいくばくかの安倍派議員をまとめられるかと期待していた岸田首相も戦略変更を余儀なくされるだろう。それを期待して萩生田氏のキックバック処分を甘くした可能性も否定できない。萩生田氏は統一教会とは深い関係であったため公明党からもそっぽを向かれた。こうなってくると自身の衆院当選も覚束なくなるのでは?安倍派5奉行は何人バッジを付けられるだろうか。国民の目は厳しい。自民党幹事長だった人も小選挙区で敗れ辞任し今は誰も見向きもしない。
草刈り場と化した安倍派議員はいかに新権力者に高く自分を売りつけるか悩ましい日々が続く。脛に傷もつ議員などは総裁選後もし衆院解散などとなれば、防戦ままならず。全員討ち死の覚悟で戦うのだろう。いくばくかの希望があるのは敵対する立憲民主党の候補者選定が遅々として進まないことだけだ。人数集めだけやると維新の知事ように評判を落とす輩も混じってくる。
(文責:岩澤信千代)