🗓 2024年07月23日

 トランプ候補狙撃事件でピューリッツア賞確実だとコメンテーターが騒いだ写真がある。「もしトラ」が「確トラ」になったと大騒ぎしていた。さてハリスが出てきた。どうコメントするのか。元検察官を武器に裁判を多く抱えたトランプを攻撃し始めた。トランプ勝利の可能性が大きくなったために、危機に陥った民主党は逆にハリスで結束すれば意外な力を発揮するかもしれない。ハリスが担当していた移民問題が最大の焦点ではあろうが混沌としてきた。ただ、ケネデイの名は沈没してかけらも見えてこない。アメリカ国民の大富豪ケネデイ家に対しての拒絶反応は無くならないらしい。バイデンはギリギリのところで撤退の決断をした。ハリスが大統領になればバイデンは再評価されるだろう。スイングステートでは民主党の知事が結構頑張っている。

前回の大統領選でトランプが取った州の知事は人気がある民主党知事が多い。有権者の人気は共和党のトランプより民主党の知事が多いのだ。スイング州の投票結果が大統領選を左右する。青か赤か。四つ相撲になりそうな気配である。トランプ陣営はジェットコースターのテッペントランプにとって認知症疑いのバイデンの方が御しやすかったろうが、戦略の練り直しが迫られる。ジャマイカとインドの二世である。ハリスに替わったとたん一瞬にして127億円の選挙資金が集まったという。民主党の副大統領候補指名により、また票が動くのだろう。アメリカ人は新しもの好きなので女性初・有色人種初とか話題はある。

8月19日までの正式指名までは4000人の代議員の評決のプロセスが民主党内で検討されるという。予備選で勝ち抜いたバイデンの差し替えである。民主主義をどう担保するかの議論だからややこしい。

しかし、暗殺事件のおかげでトランプ有利の中麻生が茂木を担いでキングメーカーになるなどと騒いでいたコメンテーターもなんと話すんだろうね。

(文責:岩澤信千代)