🗓 2025年10月11日

公明党の連立離脱は未知の世界あるいは混沌の世界に突入だ。数の上では野党が糾合すれば高市の196票を凌駕できる。

国民民主と立民の合意形成が先だが、これが難しい。原発と安全保障で両者に大きな隔たりがある。国民民主は電力労組のバックアップがあるので原発の新設も認めるが、立憲は原発は廃止だ。連合が接着剤となり強引に持ち込めば奇跡は起こるかもしれないが、今のところ高市優位は変わらない。離脱した公明が玉木に投票するかも読めない。決選投票では無効票にするかもしれない。

シカゴの日経平均は2884円安だ。3連休後の東京市場は3日分の売りが出るだろう。行ってこいになるだろう。高市トレードは早くもついえた。NYは878ドル安だがこれはトランプが中国に対する関税圧力が原因だ。

高市も「検討します」でなく「前向きに考えます」といって、とりあえず萩生田の首を斬り、参院のキックバック議員の要職起用を白紙に戻せば誠意が伝わっただろうに、老害麻生の指示で公明党切りになったのだろう。28日にトランプが来るのでそれまで決着がつくか?国会を開くには1週間前に通知する決まりだ。14日に決めたとして開かれるのは21日だ。日にちがない。菅・岸田の後ろ盾を元に小泉新党ができれば自民党分裂もありうるな。福岡の金持ちぼんぼんが日本政治をダメにしたと歴史に残るわな。

 新しい総理大臣が選出されなければトランプに石破が面談するってこともあるな。辞める石破が80年談話を発表しても誰も見向きもしなかった。トランプはもっと見向きをしないだろう。その時は会談中止にするしかないわな。

(文責:岩澤信千代)