🗓 2025年11月23日

今日は千秋楽だからといったら女房がつまみを作ってくれた。しかし500mlのスーパードライからワインにいこうとしたら厳しく拒絶された。そのうえ何故外人力士を応援するのだと不審顔で聞く。「知ってるようにウクライナはロシアと戦争をしている。遠く離れた日本に来て相撲を取っている安青錦を応援するのは当然だろう」と答えた。しかし頭の固い女房は国技たる相撲は日本人のものだという意識が強い。また、何故外人力士を応援するの腑に落ちぬ顔をしている。

 

大の里休場で大関琴桜に安青錦が敗れれば、不戦勝の豊昇龍が優勝してしまう。本割はコップに遺ったわずかなビール数滴をなめながら観戦した。そして優勝決定戦を見た。安青錦の完勝であり、審判部でも大関昇進に異を唱える人はないだろう。安青錦は外人力士ながら、多様な技を繰り出す。低い姿勢から相手をなぎ倒す。相撲にひたむきな姿勢に好感が持てる。

私が育った時代は巨人・大鵬・卵焼きである。今後は孫の王鵬と安青錦の活躍を見るのは大相撲観戦の醍醐味になった。大波3兄弟はしばらく忘却の彼方だなあ。若元春・若隆景はすでに30代だ。残された時間との戦いだ。荒汐部屋会津後援会の私としては会津での稽古場には応援に行くつもりだ。土俵は相撲協会から寄贈されたものが総合運動場にある。

(文責:岩澤信千代)