🗓 2021年04月02日

2021年2月に新しく創設された「まん延防止等重点措置(まんぼう)」は、感染拡大が起こった地域で、集中的に対策するための制度である。大阪府などが初適用となった。この短縮したネーミング「まんぼう」がゆったり泳ぐ魚類の愛くるしいマンボウに聞こえ、かえって国民の気の緩みを誘発するのではと評判が悪い。小池東京都知事は発言で「東京都はまんぼうという言葉は使っていない。重点措置です。」と発言した。

新型コロナの脅威はすさまじく、第4波に突入したのではないかと危惧されている。沖縄・宮城・青森など地方にも拡大している。

菅首相は8日に初訪米し、9日にバイデン大統領との日米首脳会談に臨む。私は菅首相には荷が重い感じがする。ジョー・ヨシ関係の構築は難しいだろうと予想する。役者が違いすぎる。ただ日本の立場を弱体化させないことのみを望む。

さて、4月中に7月のオリパ開催をするかしないか決定しなければならない。外国からの観客はシャットアウトすることが決まっているので、問題は国内の感染者数である。飲食店の時短営業のみでは感染者数を抑えきれないのではと私は考えている。

1か月以内で感染者数を抑え込めないとオリパ中止も現実味を帯びてくることになる。オリパを開催できなかった無能の総理大臣として歴史に名を残すことになるのだろうか。

その後、コロナ対策の為日米首脳会談は一週間延期になったと発表された。議題は「自由で開かれたインド太平洋」が中心になるのだろうが日米同盟の強化が出来るかがカギになる。相当悩ましいものだ。中国の海洋進出が目覚ましいだけに対応を誤れば戦争勃発。日本の軍隊では全く頼りがない。憲法問題に加え自衛隊と中国人民軍の兵力数にはとてつもない彼我があるからである。

(文責:岩澤信千代)