🗓 2025年11月02日

戦艦大和が沖縄戦に突入した作戦名である。伊藤整一第二艦隊司令長官は猛反対したが、一億総玉砕の先駆けになってくれと上官の命令により出撃したのだ。大艦巨砲主義に固まった海軍は、戦闘の主力は空中戦に移っていることに気づいていなかった。戦闘機の支援もないままの出撃だ。まわしをしないで土俵に上がる力士のようなものだ。

3332名の乗組員の内生還者は276名。大和の建造費は国家予算の3.5%だ。今米国から要求されている防衛予算は3.5%だ。

この数字の符号は嫌な予感がする。

※4月5日、神参謀は草鹿参謀長に大和へ説得に行くように要請し、草鹿は大和の第二艦隊司令部を訪れ、長官の伊藤整一中将に作戦命令の伝達と説得を行った。なかなか納得しない伊藤に「一億総特攻の魁となって頂きたい」と言うと、伊藤中将は「そうか、それならわかった」と即座に納得した(ウイキぺデイア)

(文責:岩澤信千代)