🗓 2021年03月30日
ミャンマーの犠牲者数が510人を超えた。ただ遊んでいただけの少年が軍や警察が発砲した流れ弾にあたり死亡するなど、痛ましいニュースが続いている。国際社会の動きも鈍い。期待の国連安保理事会の開催も目途が立っていない。ミャンマーを経由すればインド洋まで最短距離で到達可能な中国はどちらかというとミャンマー国軍寄りの立場だ。天然ガス輸送のパイプラインもつながっているようだ。世界経済を含め民主国家と強権国家との争いとなっている。アメリカのバイデン大統領は強力な制裁をミャンマー国軍に課すと言っているがその効果は不明だ。
一方中国の軍艦数は350艘、アメリカは293艘と中国がアメリカを超えた。空母の保有隻数や能力の差異があり、軍艦数の比較だけでは、必ずしも戦力的には中国優位とは言えないが、中国の海軍力の伸長は脅威となっている。
強権国家の中国は「一つの中国」のスローガンのもとに台湾進攻が近いと識者の意見が多くなってきた。その時、日本はどうするのか。
5月8日の櫻井よしこ先生のお話の中に大きなヒントがあると私は考えている。
(文責:岩澤信千代)