🗓 2024年12月14日

 103万の壁に対し自公は123万を提示してきた。国民民主は猛反発だ。なぜなら彼らの希望は178万であり、この程度なら国民の手取り向上に実感はわかないし、国民民主に期待して投票した国民も納得しないし、景気浮揚にも結びつかない。

 初めからこうなることはわかっていた。代表は女性スキャンダルで足元を見られる原因を作った。3月11日の「178万を目指す」合意に基づき国民民主は補正予算に賛成した。維新は教育に税金を使うという餌に食いつき賛成した。手練手管の自民党の国会戦術に人材不足の国民民主が太刀打ちできるはずがない。

 立憲と手を組み内閣不信任案を通した方が夢実現ができるのではないかい。この103万円問題で石破首相が何ら働いている印象はない。税制調査会やインナーの税制のプロ集団が専門知識を駆使してリードしているからだ。

(文責:岩澤信千代)